優雅なカフェタイムに「ローズシロップ」つくりかた


 

「ローズシロップ」レシピ

ハーブティーで彩るお茶タイム。
いつもと少し違う演出で優雅に。

糖度の比重の違いで層に分かれる

コントラストの美しいセパレートティー。


カラフルで楽しいハーブドリンクに

美しい薔薇のシロップを。

炭酸割りで清々しく。
おしゃれなカクテルにも。
色々なアレンジに使えて楽しい♡

↓水出しバタフライピー+ローズシロップ

↑ハーブを愉しむサークル「色が変わるハーブ編マロウ&バタフライピー」にて。セパレートドリンクを皆さまで淹れるワークを実習しました。

ローズシロップ材料(出来上がりシロップ量 400ml程度

ローズ水 200ml(☆のローズ水を漉して計量する)

グラニュー糖 270

クエン酸 小さじ1/4

事前準備:☆ローズ水(水出しハーブ水)をつくる) 

  ローズレット 5

  エルダーフラワー 1.5

  アップルピース 4

  水 400ml

①ティーポットまたは蓋付き容器にドライハーブ類を入れ、水を注ぐ。

②冷蔵庫で46時間ねかせて、じっくり香りと成分を抽出させ、水出しハーブ水をつくる。 

③ハーブを漉して、シロップに必要なローズ水をを軽量する。

ローズシロップつくりかた          

①小鍋の中心にグラニュー糖を入れる。※縁に砂糖がかからないように。

②鍋の縁に沿うように、静かにローズ水をまわし注ぐ。

③鍋の横に火が回らないような火加減で、無駄な水分蒸発を防ぐため、煮立つまで蓋をする。

④煮立ってきたら、蓋をずらして吹きこぼれないようフツフツとした状態を保つ火加減で砂糖を自然に煮溶かす。※鍋をゆすったり混ぜたりしない。

⑤砂糖が完全に煮溶けたら、クエン酸を加えて静かにかき混ぜ、粗熱がとれるまで置いておく。(クエン酸を加えることで色鮮やかになり、ほのかな酸味がつく。)

⑥冷めたら、煮沸消毒した保存容器に移し替え、冷蔵庫で保管する。

ミルクやオレンジジュースと割っても美味しい♡

セパレートティーの淹れ方

①グラスにローズシロップと氷を入れる。

②シロップより糖分の比重の軽い飲料水を、氷めがけて静かに注ぐ。※混ざらないようにゆっくり。


ぷるるん「ミントブラマンジェ」レシピ

 「ミントブラマンジェ」レシピ

ミルクと生クリームをアーモンドで風味づけ
ゼラチンで固めたフランス菓子「ブラマンジェ」を
植物性素材のみにアレンジしてみました。

ミントシロップを使用したレシピ!


ソイミルクとココナッツミルクに
スパイスで香りづけ。
寒天アガーでぷるんと固めます。

仕上げにカラメルのように「ミントシロップ」を
トロリと絡めて召し上がれ!

ミントシロップで風味づけ!「ブラマンジェ」↓↓

写真は「ミント編~スペアミントVSキューバミント」
ミントを体感するレッスン中の試食にて。

テーマハーブの試飲や試食をとおして、五感で愉しみ素晴らしさをシェア。
「ハーブのある暮らし」を愉しむ市民サークル教室♬

ミントブラマンジェ材料(プリンカップ6個分)
豆乳 200ml
水  200ml
ココナッツミルク 100ml
クローブ 2本
ガルダモン 4粒
寒天アガー 16g
ミントシロップ 大さじ4

仕上げ用ミントシロップ 
プリンカップ1個につき→小さじ1~2杯(お好みで)

※カルダモンはグリーンの殻を割り、中の黒い粒のみを使う。クローブと一緒に乳鉢などであらかじめ砕いておく。 

つくりかた
①鍋に砕いたスパイス、豆乳、ココナッツミルクを入れ、蓋をして弱火にかける。
②フツフツしてきたら蓋をずらして3分煮出し、じっくりスパイスの風味をうつす。
③火をとめ②の鍋の蓋をして、そのまま置いて蒸らしておく。
④別の鍋に寒天アガーをいれ、ダマにならないよう少しずつ水を加え、ミントシロップを  混ぜ合わせる。
⑤弱火でかき混ぜながら溶かし、沸騰後1~2分煮溶かして火をとめる。
⑥⑤へ③を茶こしでスパイスを漉しながら、注ぎ混ぜ合わせる。
⑦プリンカップへ⑥を注ぎ、粗熱が冷めたら冷蔵庫で冷やし固める。
⑧仕上げにお好み
量のミントシロップをかけ、ミントの葉を飾る。

さっぱりした口当たりのソイミルクに
ココナッツミルクを加えて深みをだしました。

ミントシロップの美味しさを絡めて味わう
ヘルシーな『ヴィーガン スイーツ』です!

ブラマンジェに煮溶かす甘味は
他のもので代用してもOKです(^-^)

爽やかさと粗糖のコク!「ミントシロップ」のつくりかた

 「ミントシロップ」レシピ

スッキリ刺激的な清涼感をもつ「ミント」。

爽やかミントでシロップを作り。
暑さが厳しい時期の飲み物やデザートに。

ミネラルや自然の香りそのまま
精製をおさえた砂糖でつくる
コクと爽やかさのシロップ♬


ハーブサークル『ミント編~スペアミントVS キューバミント』にて。
イエルバブエナミント+ミントシロップ+ライム+炭酸の「ノンアルモヒート」を試飲してもらいました!ライムとミントって好相性♡だなと実感できる、ドリンク。


「ミントシロップ」つくりかた

ミントシロップ材料(できあがり400ml程度)

 ・ミント液 200ml

 ・粗糖(きび糖や粗製糖など)270g


シロップに使うミントの種類は、辛みが少なくマイルドなスペア系のミントがオススメ。香り成分は葉に含まれており、茎の部分は雑味に。葉のみをちぎって用いたほうが、スッキリしたシロップに仕上がる。

「スペア」には「槍」という意味が。スペアミントの葉は、よくみるとギザギザ槍のよう。スペアミントの類縁種は、ペパーミント系よりやや葉が大きめのものが多い。

【ミント液】(できあがり200ml程度)
 フレッシュミント 20g(市販品ハーブ1パック程度)
 水 300ml弱

事前準備:ミント液をつくる。↓↓
鍋に水を入れて湯を沸かし、洗って水気をきったミントを加え、2~3分煮出す。そのまま蓋をしてさらに3分間蒸らし、香りをじっくり移してからハーブを漉す。

つくりかた

①小鍋に砂糖を入れ、鍋の縁に砂糖がつかないよう、ゆっくりとミント液をまわし注ぐ。

②鍋に火が回らない程度の火加減で、水分蒸発を防ぐため蓋をして煮立つのをまつ。

③煮立ってきたら蓋をずらし、ブクブクしすぎない程度の火加減で砂糖を煮溶かす。

※このときスプーンでかき混ぜたり、鍋をゆすったりしない!(糖分の結晶化を防ぐため)

④砂糖が完全に煮溶けたら、そのまま粗熱がとれるまでおいておく。

⑤シロップが冷めたら、消毒をした清潔な容器に移し替え、冷蔵庫で保管する。

※保存容器は雑菌の繁殖を防ぐため、あらかじめ煮沸消毒をしてよく乾かしておく。保存期間は冷蔵保存で1か月程度。


出来上がったシロップをヨーグルトパンケーキにそのままかけて。

アイスティーアイスコーヒーに加える甘味として。

モヒートジュレップなどのカクテル飲料に。

色々使えます♡


我が家で人気の「ミントシロップフレンチトースト」!
ハーブサークル『ミント編~スペアミントVS キューバミント』にて。
こちらも試食として、お味見してもらいました。

バターでフレンチトーストをこんがり焼き

最後にシロップを絡めてカリっと。

これがすごく美味しくて後をひく。(^0^)/

ミントの風味って口当たりがよいせいでしょうか?!


ぜひつくってみてください!!

ハーブコラム~多種多様な「ミント」の魅力~

ハーブコラム

~多種多様な「ミント」の魅力~



ス~ッとした爽快な風味で
お口の中をスッキリ。
刺激的な爽快感をもつ「ミント類」。


飴やガムの香りづけから

ティーやカクテルにも使われるほか


ハミガキ粉やシャンプーなど

日用品の香料としても馴染み深い

ハーブのひとつではないでしょうか。


交配しやすい「ミント」は

とにかく種類が豊富で楽しい。


りんごや柑橘系の香りがしたり

ジンジャーやチョコの風味がするものまで。


ハーブガーデンやホームセンターに並ぶ

様々な種類の「ミント」の苗。


その特徴にあわせて使い分け

世界を広げて。


「スペアミント」とその類縁種は

まろやかな甘さと爽やかさで

料理やスイーツ向き。


モヒートミントジュレップなど

カクテル飲料やアイスティー

清々しい風味をつけるほか


柔らかな若葉は

サラダや肉料理をはじめ

フルーツやケーキに添えても〇


辛味や香りが強めの

「ペパーミント」とその類縁種は

メントールの含有量が多く

そのまま食べるというよりは

ミントティーや香りづけに。


消化を高めて胃をスッキリ

気分のリフレッシュ&リラックス

のためにも役立ちます。



お庭やプランターで

たくさんの「ミント」が収穫できたら

ハーバルバスを。


熱めの湯をはった洗面器に

ミントを浮かべて部分浴。

煮出したミントエキスを

湯船に加えて全身浴にも。



暑さの厳しい時期は

ひんやり「ミント」でひと休み。


多種多様な「ミント類」。


その爽やかな香りの奥深さを

じっくり感じてみてはいかがでしょうか。




ミントの栄養:ビタミンA、βーカロテン、ビタミンC、B1、B2、B6、k、葉酸、
鉄分、カルシウム、マンガン、マグネシウム、食物繊維など。


ミントの花言葉:「美徳」「効能」。

お庭のハーブでティーを愉しむ!3つのコツ

 お庭のハーブでティーを愉しむ!

3つのコツとは?

美味しく癒される!生ハーブのお茶
「フレッシュハーブティー」


ハーブの収穫時期に愉しめる
清々しさが魅力の期間限定のティー。

我が家のお庭でも春から秋にかけて

ミント類やレモンバームなどの
シソ科のハーブをはじめ

レモンバーベナやレモングラスなど
様々なハーブ達が若葉を茂らせます。


ティーで美味しく癒されるためには
どのような淹れ方が効果的なのでしょうか。

ハーブティーソムリエの立場から
3つのコツをご紹介していきましょう♪



1.ハーブはたっぷり

乾燥しているハーブに比べ
生のハーブはフワフワしているわりに
意外と量は少ない。

ポットから溢れるくらい
ギュッとたくさん詰めて淹れたほうが
香りや味がしっかりつきます。


2.蓋をして香りをとじこめる

沸騰したお湯を注ぎ蓋をしたら
抽出が終わるまでは
中の様子をのぞいたりしません。

豊かな香りはカップへティーを注ぐまでお預け。

蓋は開けずにじっと待ちましょう。


3.深呼吸しながらいただく

立ち上る湯気には揮発性の精油成分が。
穏やかなアロマテラピー効果が期待できます。

ゆったりとした気分で深呼吸。
新鮮な酸素とともに嗅覚が香り成分をキャッチ。

自然と心とカラダがほぐれて
リラックスすることができるでしょう。




☆香りの相乗効果を愉しむ!☆


植物に含まれる芳香を愉しむハーブティー。
それは、いくつもの香り成分が重なり合う
複雑なハーモニー。 

似た香りのものを集めて相乗的な
香りのブレンドを愉しむのも◎。

ハーブにはそれぞれ使用部位があります。
香りのある部分だけをお茶に用いることで
雑味のないすっきりした風味に仕上がります。

フレッシュハーブティーの淹れ方

①摘みたてのハーブをサッと水洗いし、水気を切る。ティーポットへ、新芽の部分以外の葉は、茎から葉のみを外してティーポットへ入れ、沸騰させたお湯を注ぎ蓋をする。
※ティーカップ1杯分のフレッシュハーブの目安は、手のひらで一つかみ。
※レモングラスなど長い葉や、葉が固めのものは、カットしたほうが香りがたちやすい。
※お花のハーブは、虫やホコリを取り払うのみで、洗わないほうが香りは飛びにくい。
②蓋をした状態で蒸らし、ハーブの香り成分をしっかり抽出したら、あらかじめ温めておいたカップへティーを注ぐ。
※抽出時間は、葉や花など柔らかなハーブは3分。実や根など固いハーブは5分以上が目安。
③ゆったり深呼吸をして、香りを愉しみながらいただく。


☆視覚からも癒されるティーポットとは?☆


ティーポットは
鮮やかなハーブの色彩を愉しめる
耐熱ガラスタイプがオススメ!

葉っぱのグリーン色からの癒しや
お花のハーブがポットの中で開いて
ゆらゆら舞う様子を眺めるのもステキ。

視覚からもリラックスできることでしょう!


☆心身を穏やかに癒す♡生のハーブティー!☆


お薬のない時代。
薬草として多くの人々を癒してきた
ハーブたち。

生のハーブは
乾燥しているタイプのハーブより
心身に穏やかに働くので
たっぷり使っても安心。

香りを愉しむハーブティー。
お仕事や家事の合間の一息タイムに。

ベランダガーデンやプランターから
新鮮な香りを摂り入れて。

どうぞ気分転換の一杯を♡

万能スキンケア「カモミールバーム」のつくりかた

 「カモミールバーム」レシピ

炎症を和らげる成分を含む

カモミールオイルでつくる万能バーム


リンゴに似た優しい風味のティーでおなじみ
カモミール。

リラックスできるカモミールティーは
主に水に溶ける有効成分を利用する方法。

消炎の働きをもつ有効成分は

精油成分の「カマズレン」。

ジャーマン種に多く含まれます。

ジャーマンカモミールのアロマオイルは
希少で高価な精油。

水に溶けない脂溶性の成分は
ハーブを植物オイルに浸すことでも
抽出することができます。

ドライカモミールでつくる
「カモミールオイル」。

ハーブを植物オイルに浸して有効成分を抽出させたものを
「インフューズドオイル」といいます。


ハンドメイドしたインフューズドオイルのハーブの香りは、
市販のアロマオイルと比べ、自然でマイルド。

湯煎にかけて仕上げるときに
立ち上る香りにも癒されます(*^^*)


カモミールオイル&バームのつくりかたはこちらです↓↓

湯煎後のカモミールオイルはとってもいい香り!↑

カモミールオイル」のつくりかた

①消毒した瓶へジャーマンカモミール4gを入れ、植物オイル50mlを注ぎ蓋をしめる。
②一日一回上下に瓶を振りながら、二週間ほど置いておく。
③瓶の蓋をゆるめ、水を入れた鍋へ瓶ごと浸して加熱し、80℃の温度をキープして30~40分程度湯煎にかける。(※沸かしたときに瓶の中へ湯が入らないような水の高さにする。)
④茶こしや市販のお茶パックなどを使い、オイルを漉してカモミールを取り除く。

※オイルに対して10%程度のハーブの量が目安。オイルからハーブが出ないよう注意する。
※できあがったオイルは、そのままスキンケアやヘアケアオイルとして全身に使えます。
インフューズドオイルに用いる植物油は、食用ではなく化粧用グレードのオイルを使ってください。

オススメは、オリーブオイルやマカダミアナッツオイルなど。
用途に応じて植物オイルを選んでみてください♪

使い切れる程度の少量レシピ。
バームに用いて残った分はそのままスキンケアなどに。
すぐに使い切れる量です!



「カモミールバーム」のつくりかた(リップチューブ4ml1本+メンタム缶10g1個程度)

①耐熱カップに未精製ミツロウ3g、カモミールオイル10mlいれて湯煎にかける。
②ミツロウが完全に溶けたら湯煎から外し、素早く容器へ注ぐ。

※スキンケアに用いるミツロウは、化粧用グレードのものを使ってください。
※ミツロウには、本来の色や香りを残した未精製タイプと、脱臭、漂白した精製タイプがあります。


お肌を乾燥や炎症から守る
カモミールとミツロウのヴェールバーム。


ミツロウは
ミツバチの巣から採れる天然のロウ。

軟膏(バーム)の素材として
古くから使われてきました。

融点が60℃~66℃のミツロウは
お肌の表面を覆って
外部の刺激や乾燥から守りつつ

体温で少しずつ温められた有効成分を
徐々にお肌に浸透させてくれます。


皮膚トラブルへの薬草として
スキンケア領域でも使われてきた
カモミール。

すり傷や軽いやけどのケアに。
乾燥したお肌に。


毛細血管に働きかけ

弾力性を高めて組織を強くする働きも。


水仕事の前に手につけて
ハンドヴェールとして使うのも◎。


唇用にリップチューブへ。
スキンケア用にメンタム缶へ。
用途別に容器を使い分け。

色々使える「万能バーム」。
天然ミツロウとカモミールでリラックス。
香りもお気に入りの組み合わせです!



☆注意事項☆

※カモミールは、キク科のハーブです。
キク科にアレルギーのある方は、ご注意ください。
ご使用前のパッチテストをおすすめします。
※皮膚に刺激を感じた場合は、
ただちに使用を中止してください。
※ご自身で制作されたインフューズドオイルやバームは、
自己責任のもとでご使用ください。

スパイス香る「カモミールチャイ」つくりかた

 「カモミールチャイ」レシピ

カモミールとソイミルクでつくる

芳醇なスパイス香る本格チャイ。

鍋の中でモコモコ沸騰させてクリーミーに仕上げます。
ホッと一息つくお茶のじかん。
カモミールの優しさを感じてください。

レシピとつくりかたはこちらです↓↓


「カモミールチャイ」レシピ 1杯分

 ジャーマンカモミール 茶さじ1
 紅茶  小さじ1
 きび糖 小さじ1~2(お好みで)
 水  100ml
 豆乳 100ml
 スパイス
  カルダモン 2粒
  クローブ 1本
  シナモン 2㎝位
  ジンジャー 小さじ1/4

手前右が砕いたスパイス。砕いたほうが香りがいい。↑

「カモミールチャイ」つくりかた

事前準備:スパイス類は、あらかじめミルなどで砕いておく。
①鍋に水を入れ、砕いたスパイスを加えて弱火にかける。
②香りが漂い沸騰してきたら、カモミールと紅茶の茶葉を加え、蓋をして2~3分ごく弱火で煮立て、成分を抽出させる。
③蓋を開けて豆乳を加え、再び沸いてきたら、砂糖を入れて軽くまぜ、火加減をやや強くしてブクブクさせる。※焦がさないように注意。
④モコモコしてきたら溢れる直前に火を止め、茶こしで漉しながら、ティーカップへ注ぎ、できあがり。

 モコモコ沸騰させ、溢れる直前に火を止める!↑



甘味はきび糖や黒砂糖を使って
味わい深く。

ピリッと辛めにさせたいときは、
ジンジャーを増やしてみてください。

紅茶は、アッサムやルフナなど
濃いめのものがあれば◎。

ポカポカしたいとき
オススメのチャイです!

フカフカ「カモミールシフォン」つくりかた

ふんわりシフォンケーキ
「カモミールシフォン」レシピ


メレンゲのフワフワ感が命の焼き菓子
シフォンケーキ。

マザーハーブとも言われるハーブ
「カモミール」をたっぷり使用した
このシフォンは、

ハーブを愉しむ市民サークルの講座にて
試食のケーキとして提供したことのある一品。

隠し味として加えた香りは

スパイスの女王「グリーンカルダモン」。

カモミールの優しさに上品で爽やかなスパイス
カルダモンがマッチした焼き菓子です。

焼菓子レシピをご紹介はこちらです↓↓



「カモミールシフォンケーキ」材料(20㎝シフォン型)


卵 5個
薄力粉 170g
砂糖 130g(卵白用50g、卵黄用80gに分ける)
ベーキングパウダー 大さじ1
豆乳 30ml
植物油 70ml
カモミール液 120ml
※茶さじ6杯分のドライカモミールティーをカップ一杯分の熱湯に浸し、蓋をして3分
 おき、成分を抽出させた濃い目のハーブ液をつくり、冷ましておく。)
ドライカモミール 茶さじ6杯
カルダモン 3粒分
※カモミールとカルダモンはあらかじめ、ミルなどで粉砕し、粉末状にしておく。
  (カルダモンは外側の殻から中の粒をだし、粒のみを挽く。)



↑ハーブサークルの企画「おたのしみハーブマルシェ」にて提供した「カモミールシフォン」。

「カモミールシフォンケーキ」つくりかた


①卵を割り、卵白と卵黄に分け、それぞれ別のボールに入れる。
②卵白を泡だて器で撹拌し、砂糖を2~3回に分けて加えまぜ、すくったとき角が立つまで、しっかり泡立て、メレンゲをつくる。
③続けて別のボールに入っている卵黄も泡だて器で撹拌し、砂糖を2~3回に分けて加えまぜ、すくったとき跡が残るまで撹拌する。
④③の卵黄のボールのほうへ、植物油、冷ましたカモミール液、豆乳、粉末状にしたカモミール&カルダモンの順に加え、なめらかに混ぜ合わせる。
⑤②で泡立てたメレンゲの1/3の量を、③の卵黄生地の真ん中へ加えのせ、周りからすくい上げるようにして、ヘラで切るように手早く混ぜ合わせる。
⑥あらかじめ合わせておいた薄力粉とベーキングパウダーを、④へふるい入れ手早く切り混ぜる。(※このとき、粉っぽさが多少残っていてもよい。混ぜすぎないようにする。)
⑦残りのメレンゲを⑤へ加え、立てた泡をつぶさないよう、メレンゲの筋がなくなるまで、同様に切り混ぜる。
⑧シフォン型に生地を流し込み、トントンと型ごと2~3回打ち付けて空気を抜いてから、180度に温めたオーブンで35分~40分程度焼く。
⑨焼きあがったら、型ごと逆さまにして、粗熱がとれるまでそのまま置いておく。
⑨冷めたらカットして、お好みでクリームなどを添えてできあがり。


電動泡だて器があると早く、楽ちんにつくれます!

植物油は、菜種油または太白ごま油など、香りのない
あっさりしたオイルがオススメです(*^^*)

フワフワのケーキ。ぜひつくってみてください!

ハーブコラム~逆境に負けない「カモミール」~

 ハーブコラム
逆境に負けない「カモミール」

甘いりんごに似た優しい香りでお馴染みの「カモミール」。

優しいリラックスハーブティーの代表格。
和名は「カミツレ」。

「逆境に負けない強さ」
という花言葉があるのはご存知ですか。

可憐で愛らしいキク科の小花からは、
一見想像できないような花言葉。
カモミールは、
折れたり傷ついた箇所からも
甘い香りがします。

中世ヨーロッパでは
空気をリフレッシュするため
床にカモミールの花や葉を茎ごと蒔き、
踏みつけることで香りを漂わせる
習慣があったのだとか。


古くから薬用植物としても高く評価され
人々に親しまれ続けてきたカモミール。


コンパニオンプランツとして、
弱った植物の横に植えられることも。

カモミールの主な種類は
ローマンカモミールとジャーマンカモミール。

ほふく性の多年草のローマンカモミール。
ジャーマンカモミールに比べ
やや大きめのお花をつけます。


踏まれるたび、よい芳香を放つローマン種は
ジャーマン種より甘い香りが強いのが特徴で、

グラウンドカバーとしても植えられることも。

この香りには、ストレスや緊張を鎮め、
自然と穏やかな心に導いてくれる働きが。

一方、一年草のジャーマンカモミールのほうは、
消化器系の不調や、
筋肉や心の緊張を和らげるために使われ、
精油成分には消炎の働きの高い成分が
含まれています。


ローマンカモミールは
やや苦味が感じられるため、
ティーとして用いられるのは、
主にジャーマンカモミールのほう。

踏まれても元気に育つカモミール。

その生命力の強さに、
だれもが勇気づけられてきたことでしょう。


逆境の中に立たされてしまったとき
そんなときには、
カモミールを思い出してみてください。

優しいりんごの風味のティーをゆったり一杯。


植物から元気をもらい、

穏やかな心で乗り越えられたらいいですね。


カモミール花言葉:「逆境に負けない強さ」「逆境で生まれる力」「あなたを癒す」

サクサクとまらない!「フェンネルビスケット」のつくりかた

 食感と香りを楽しむ

「フェンネルビスケット」レシピ


甘くスパイシーなスパイス「フェンネルシード」は
カレーや五香粉など
ミックススパイスにも使われるスパイス。

カモミールやミントなどと合わせて
ハーブティーとして愉しむほか
そのままかじってお口のエチケットにも。

甘くエキゾチックな風味は
古くは空腹を和らげるために
口に含むこともあったのよう。

印象派の巨匠「ゴッホ」も愛飲していたと伝わる
「アブサン」というお酒は
「アニス」や「フェンネル」などの
数種類のハーブたちの香りが複合して
唯一無二の独特の風味つくっていたのだとか。

「フェンネル」はしっかり香りをもっているので
オーブンをつかった焼き菓子にも
その風味を生かすことができます。

ボールひとつ、まな板一枚分のスペースで作れちゃう!
シンプルなハーブビスケット。

おつまみやおやつとして前菜にも添えられるような

甘さを抑えたビスケットレシピを紹介しましょう↓↓



「フェンネルビスケット」材料

A  薄力粉 100g
  グラハム粉 50g
  塩 小さじ1/4
  ベーキングパウダー 小さじ1/4
  ミックススパイス(エルブドプロヴァンスなど) 小さじ1
  フェンネルシード 小さじ1
※フェンネルシードは、直前に乳鉢またはすり鉢などで、軽くつぶして香りをだしておく。
※ミックススパイスがないときは、タイムやローズマリーやバジルなど、好みのスパイスハーブで代用してもOK。

B 植物油 大さじ2
  はちみつ 大さじ2
※植物油は、なたね油や太白ごま油など、香りの少ないものがおすすめ。


↑フェンネルは軽くつぶして香り豊かに。

「フェンネルビスケット」つくりかた

①大きめのボールに材料Aを、粉類とミックススパイス、つぶしたフェンネルシードを加え、スプーンで混ぜ合わせる。
②植物油を1杯ずつ加え、手のひらを使い、そのつどホロホロにすり混ぜる。
③ハチミツも1杯ずつ加え、手のひらですり混ぜるように合わせる。
※ボソボソしてまとまりにくい場合は、少し水を足して調整する。
④粉類と油分、糖分が混ぜ合わさり、まとまってきたら、ひとかたまりにして、クッキングシートを敷いたまな板の上へのせる。
⑤のし棒で均等な厚みに、少しずつ伸ばしていく。(厚さ3㎜くらいを目安に)
※崩れやすいので、上下、左右、少しずつ伸ばすのがコツ。
⑥伸ばした生地へ、包丁で好みのサイズの切り目を入れ、一枚ずつフォークで穴をあける。
⑦160℃に温めたオーブンで20分程度焼く。
⑧焼きあがったら天板ことそのまま冷まし、1枚ずつバラバラにして、できあがり。

 
↑3㎜の厚さがサクサクに仕上げるコツ!

↑こんがりと焼けました!

サクサクした食感。粉とフェンネルの甘みを楽しむビスケットです!

プチプチした「フェンネルシード」が食べ応えのある一品。
ほどよい塩気が後を引く。
お腹かすいたときに、パクパク。

チーズやトマトなど、前菜をのせておつまみに。
サクサクとまらない、ビスケットです。

とっても簡単♪

親子でも楽しくつくれるおやつ。


おすすめのハーブ菓子(*^-^*)/

フレッシュフェンネルで香りづけ!簡単「ザワークラウト風キャベツ」つくりかた

 

フェンネルで香りづけ!

簡単「ザワークラウト風キャベツ」レシピ

古くからヨーロッパで親しまれてきた
酢キャベツ「ザワークラウト」は、

野菜の栄養素を補うための保存食として
キャベツを乳酸発酵させてつくる発酵食。

本来、酢などは加えず常温で自然発酵させて作るもの。
でも、本格的なザワークラウトはなかなか、、
というときもありますよね。

千切りキャベツを塩分で凝縮させた
シャッキリとした歯応えと食感
さっぱりとした風味。

プチプチした生のフェンネルシードで香りづけ。

甘くスパイシーなフレッシュフェンネルは、
キャベツにもよく合う。

思いついたときにすぐに作れる
とっても簡単♪ザワークラウト風

酢キャベツのレシピを紹介します↓↓


フェンネルシード

フェンネルで香りづけ「ザワークラウト風キャベツ」材料

キャベツ 1/2個分
塩 小さじ1
フェンネルシード(フレッシュ) 4~5房分くらい
ローレル 1枚
ブラックペッパー 適量

A 白ワインビネガー 大さじ2
  植物油 大さじ1
  砂糖 小さじ1


フェンネルで香りづけ「ザワークラウト風キャベツ」つくりかた

①千切りしたキャベツに塩をふり、10分程度おく。Aの調味液を合わせておく。
②キャベツからでた水分をきり、キッチンペパーなどで水気を吸い取る。
③フェンネルの房からシードの部分のみを外し、Aの調味液と合わせる。
②のキャベツに③を回しかけ、ローレルを加え混ぜ合わせ、お好みでブラックペッパーをふり、味を整える。
※30分~1時間程度、時間があれば半日以上馴染ませると美味しい。すぐに食べたい場合は、ローレルを省略(使わなくても)してもOK。(ローレルは、食べる前に取り出してください。)

キャベツの自然な甘さにフェンネルの風味がよく合う一品!

お肉料理やソーセージに添えて。
さっぱりしていて、キャベツがたっぷり食べれらちゃう。

同じセリ科のウイキョウ属のスパイス「キャラウェイ」も
ザワークラウトづくりによく使われます。

どこか香りが似ているかんじがするのは、
どちらも「アネトール」という
爽やかで甘い共通の香り成分をもっているから。


ビタミンU(キャベジン)を豊富に含むキャベツ。
胃腸の粘膜の代謝を活発にしてくれる栄養素。

フェンネルも胃腸の調子を整えてくれる働きが。

おなかを優しく整える組み合わせです!!

  「ハニーオレンジキャロットラぺ」レシピ にんじん嫌いさんもたべやすい?! 甘味とほどよい辛さ。 シャキシャキした食感も癖になる キャロットラぺ。 ピリッと味をひきしめる「粒マスタード」入り。 はちみつと爽やかなマーマレードのコク&にんじんの相性ばっちり。 βカロテン豊富な野菜...