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ハーブコラム~ピリッと食欲up「マスタード」~

ハーブコラム
ピリッと食欲up 「マスタード」

アブラナ科のマスタード。

味覚を刺激する辛味で

ブラックペッパーにつぎ

 世界中で愛される
スパイスハーブのひとつ。

 

少し加えて美味しさアップ。

食欲増進や味のアクセントに。

 

肉や魚につけて一緒に食べることで

腐敗や食中毒を防ぐためにも

役立ってきました。

 

マスタードは古くから
調味料のほか薬としても使われてきた
歴史深いスパイスハーブ。

 

未発酵のワインにすりつぶした

マスタードを混ぜドリンクとして

利用されていたこともあったとか。

 

マスタードは

医薬品と食用の目的で長い間

親しまれてきたのですね。

 

水を含むと酵素により活性化する

揮発性の辛味成分イソチオシアネート

 

この成分には

抗ガンの働きがあることが
近年知られています。

 

ピリッとした辛味で食欲を高め

素材をより美味しくさせる

「マスタード」。

 

なめらかなディジョンマスタード。
プチプチした食感の粒マスタード。
和からし。洋からし。

 

それぞれの風味や食感の違いを感じて

食材にあったソースをチョイス。


辛味のある刺激的な風味は

肉や魚などメイン料理だけではなく

柑橘類やりんごなどの果物や

カシスなどの甘いジャムとも相性がよい。


 マスタードソースを自分好みにカスタマイズ。

美味しい組み合わせ探しも楽しい。


秋の食材に合わせるソースを考えるじかん。

マスタードで愉しい食卓を

 

マスタードの栄養:ビタミンAB1K、オメガ3系脂肪酸、セレン、マグネシウム、リン、銅など。

 

マスタードの花言葉:「平穏」「無関心」「冷淡」。

ハーブコラム~多種多様な「ミント」の魅力~

ハーブコラム

~多種多様な「ミント」の魅力~



ス~ッとした爽快な風味で
お口の中をスッキリ。
刺激的な爽快感をもつ「ミント類」。


飴やガムの香りづけから

ティーやカクテルにも使われるほか


ハミガキ粉やシャンプーなど

日用品の香料としても馴染み深い

ハーブのひとつではないでしょうか。


交配しやすい「ミント」は

とにかく種類が豊富で楽しい。


りんごや柑橘系の香りがしたり

ジンジャーやチョコの風味がするものまで。


ハーブガーデンやホームセンターに並ぶ

様々な種類の「ミント」の苗。


その特徴にあわせて使い分け

世界を広げて。


「スペアミント」とその類縁種は

まろやかな甘さと爽やかさで

料理やスイーツ向き。


モヒートミントジュレップなど

カクテル飲料やアイスティー

清々しい風味をつけるほか


柔らかな若葉は

サラダや肉料理をはじめ

フルーツやケーキに添えても〇


辛味や香りが強めの

「ペパーミント」とその類縁種は

メントールの含有量が多く

そのまま食べるというよりは

ミントティーや香りづけに。


消化を高めて胃をスッキリ

気分のリフレッシュ&リラックス

のためにも役立ちます。



お庭やプランターで

たくさんの「ミント」が収穫できたら

ハーバルバスを。


熱めの湯をはった洗面器に

ミントを浮かべて部分浴。

煮出したミントエキスを

湯船に加えて全身浴にも。



暑さの厳しい時期は

ひんやり「ミント」でひと休み。


多種多様な「ミント類」。


その爽やかな香りの奥深さを

じっくり感じてみてはいかがでしょうか。




ミントの栄養:ビタミンA、βーカロテン、ビタミンC、B1、B2、B6、k、葉酸、
鉄分、カルシウム、マンガン、マグネシウム、食物繊維など。


ミントの花言葉:「美徳」「効能」。

ハーブコラム~逆境に負けない「カモミール」~

 ハーブコラム
逆境に負けない「カモミール」

甘いりんごに似た優しい香りでお馴染みの「カモミール」。

優しいリラックスハーブティーの代表格。
和名は「カミツレ」。

「逆境に負けない強さ」
という花言葉があるのはご存知ですか。

可憐で愛らしいキク科の小花からは、
一見想像できないような花言葉。
カモミールは、
折れたり傷ついた箇所からも
甘い香りがします。

中世ヨーロッパでは
空気をリフレッシュするため
床にカモミールの花や葉を茎ごと蒔き、
踏みつけることで香りを漂わせる
習慣があったのだとか。


古くから薬用植物としても高く評価され
人々に親しまれ続けてきたカモミール。


コンパニオンプランツとして、
弱った植物の横に植えられることも。

カモミールの主な種類は
ローマンカモミールとジャーマンカモミール。

ほふく性の多年草のローマンカモミール。
ジャーマンカモミールに比べ
やや大きめのお花をつけます。


踏まれるたび、よい芳香を放つローマン種は
ジャーマン種より甘い香りが強いのが特徴で、

グラウンドカバーとしても植えられることも。

この香りには、ストレスや緊張を鎮め、
自然と穏やかな心に導いてくれる働きが。

一方、一年草のジャーマンカモミールのほうは、
消化器系の不調や、
筋肉や心の緊張を和らげるために使われ、
精油成分には消炎の働きの高い成分が
含まれています。


ローマンカモミールは
やや苦味が感じられるため、
ティーとして用いられるのは、
主にジャーマンカモミールのほう。

踏まれても元気に育つカモミール。

その生命力の強さに、
だれもが勇気づけられてきたことでしょう。


逆境の中に立たされてしまったとき
そんなときには、
カモミールを思い出してみてください。

優しいりんごの風味のティーをゆったり一杯。


植物から元気をもらい、

穏やかな心で乗り越えられたらいいですね。


カモミール花言葉:「逆境に負けない強さ」「逆境で生まれる力」「あなたを癒す」

ハーブコラム~「フェンネル」の結実~

ハーブコラム

「フェンネル」の結実

甘くスパイシーな香りが印象的なセリ科の「フェンネル」。


季節は移ろい、

少しずつ心地よい風に誘われる秋に向かいます。

我が家の庭の片隅で根を張る

「スイートフェンネル」。


毎年夏の終わりには

黄色い小さなお花をつけた後、

ぷっくりとした愛らしい果実をつけます。



フェンネルの主な種類には

茎が背丈ほど成長する「スイートフェンネル」と


白くぷっくりした根元をもつ

「フローレンスフェンネル」があります。


古代ギリシャローマ時代から、

食材や薬草として長く愛されてきました。


食材としては、

葉も種子もどちらも使えるのが特徴。


茎や葉にも香り成分が含まれているので、

全て食べることができる、

捨てる部分がほとんどない、

利用価値の高いハーブ。


生の葉は、

シーフード料理やスープ

カルパッチョに。


生の種子は

魚介類のマリネ液へ入れて臭みけしに

ザワークラフトに。


サラダへ香りのアクセントとして散らしても。


フローレンス種は、

イタリアン野菜として

歯ごたえと甘みが楽しまれます。


薬用として利用されてきたのは

「フェンネルシード」と呼ばれる種子の部分。


「フェンネル」は、古代ギリシャでは

marathron」と呼ばれ
この名は「maraino(細くなる)

という意味に由来していると伝わります。


腸内にたまったガスをスッキリ。

消化を助けてお腹の調子を整え、

空腹感をおさえる「フェンネル」は、

長い間、食欲を抑制するハーブとしても

使われてきました。


果実はそのままかじることもでき、

爽やかな風味でお口スッキリ。

ニンニク料理を食べた後の

口臭予防にも使えます。



ブレンドハーブティーでは、

カモミールと合わせると美味しい。

甘く飲みやすくなるだけでなく、

風のひきはじめに飲む

セルフケアティーとしても〇。


小さな秋の実り。


しばらくフレッシュの

「フェンネルシード」の収穫を

楽しみたいと思います。


フェンネルの栄養 : 鉄分、カルシウム、マンガン、

マグネシウムなどのミネラル分、

ビタミンA、B、C、Eなど。


フェンネルの花言葉 : 
「力量」「精神の強さ」

「強い意志」「背伸びした恋」

ハーブコラム~神聖なハーブ「バジル」~


ハーブコラム
神聖なハーブ「バジル」


家庭菜園でもお馴染み。

キッチンハーブ「バジル」。


ハーブオイルにジェノヴェーゼソース、
ピザやサラダ、パスタに添えるだけで、
料理をワンランクアップ。
爽やかでスッキリした
刺激的な風味をもっていますよね。


トマトやチーズとの組み合わせは
とにかく絶品です。


ハーブの中でも比較的ポピュラーな
「バジル」ですが、
3000年以上前から栽培され、

古代から人々に親しまれてきた
歴史の深いハーブのひとつ。


バジルには「死後の世界」
結びつくような言い伝えが、
いくつかあります。


古代ギリシャや古代エジプトでは、

バジルは亡くなった人々の

天の門を開くハーブ」とされました。


来世へのたびの安全を
守ってくれると考えられていたよう。


原産地インドでも、
無事に神様の元に行けるように、
末期の人の口にバジルが入れられていたとか。



「バジル」の学名は、Ocimum basilicum。

種小名は、ギリシャ語の「basilikon」
王にふさわしい
の意味に由来しており、

魔除け(浄化)のハーブとして
王家の庭に植えられていたことから
この名がついたという説も。



王族の薬湯に使われたほか
中世時代の地中海地方では、

裁判官や高官などが
消臭用にバジルの束を
外出の際に身につけていた。

そんなお話も伝わっています。


美味しいばかりではなく、

その爽やかさで「神聖なハーブ」として

人々に愛されていたのですね。




「バジル」は、消化を促すほか、
刺激的な香りは神経系を丈夫にして、

イライラや不安、気分的な落ち込みにも働きます。



沢山収穫できたら、
乾燥させドライハーブにして
ストックするほか、バジルティーとしても〇。

フレッシュミントなどに
バジルを合わせたブレンドティーも爽やかです。


食卓に爽やかな「バジル」で彩りを。
神聖な香りで、気分をリフレッシュしてください。



バジルの栄養:ビタミンK(血液の凝固を助ける)、ビタミンA、マンガン、マグネシウムなど。


バジルの花言葉:「神聖」「高貴」「憎しみ」

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