食感と香りを楽しむ
「フェンネルビスケット」レシピ
甘くスパイシーなスパイス「フェンネルシード」は
カレーや五香粉など
ミックススパイスにも使われるスパイス。
カモミールやミントなどと合わせて
ハーブティーとして愉しむほか
そのままかじってお口のエチケットにも。
甘くエキゾチックな風味は
古くは空腹を和らげるために
口に含むこともあったのよう。
印象派の巨匠「ゴッホ」も愛飲していたと伝わる
「アブサン」というお酒は
「アニス」や「フェンネル」などの
数種類のハーブたちの香りが複合して
唯一無二の独特の風味つくっていたのだとか。
「フェンネル」はしっかり香りをもっているので
オーブンをつかった焼き菓子にも
その風味を生かすことができます。
ボールひとつ、まな板一枚分のスペースで作れちゃう!
シンプルなハーブビスケット。
おつまみやおやつとして前菜にも添えられるような
甘さを抑えたビスケットレシピを紹介しましょう↓↓
「フェンネルビスケット」材料
A 薄力粉 100g
グラハム粉 50g
塩 小さじ1/4
ベーキングパウダー 小さじ1/4
ミックススパイス(エルブドプロヴァンスなど) 小さじ1
フェンネルシード 小さじ1
※フェンネルシードは、直前に乳鉢またはすり鉢などで、軽くつぶして香りをだしておく。
※ミックススパイスがないときは、タイムやローズマリーやバジルなど、好みのスパイスハーブで代用してもOK。
B 植物油 大さじ2
はちみつ 大さじ2
※植物油は、なたね油や太白ごま油など、香りの少ないものがおすすめ。
↑フェンネルは軽くつぶして香り豊かに。
「フェンネルビスケット」つくりかた
①大きめのボールに材料Aを、粉類とミックススパイス、つぶしたフェンネルシードを加え、スプーンで混ぜ合わせる。
②植物油を1杯ずつ加え、手のひらを使い、そのつどホロホロにすり混ぜる。
③ハチミツも1杯ずつ加え、手のひらですり混ぜるように合わせる。
※ボソボソしてまとまりにくい場合は、少し水を足して調整する。
④粉類と油分、糖分が混ぜ合わさり、まとまってきたら、ひとかたまりにして、クッキングシートを敷いたまな板の上へのせる。
⑤のし棒で均等な厚みに、少しずつ伸ばしていく。(厚さ3㎜くらいを目安に)
※崩れやすいので、上下、左右、少しずつ伸ばすのがコツ。
⑥伸ばした生地へ、包丁で好みのサイズの切り目を入れ、一枚ずつフォークで穴をあける。
⑦160℃に温めたオーブンで20分程度焼く。
⑧焼きあがったら天板ことそのまま冷まし、1枚ずつバラバラにして、できあがり。
↑こんがりと焼けました!
サクサクした食感。粉とフェンネルの甘みを楽しむビスケットです!
プチプチした「フェンネルシード」が食べ応えのある一品。
ほどよい塩気が後を引く。
お腹かすいたときに、パクパク。
チーズやトマトなど、前菜をのせておつまみに。
サクサクとまらない、ビスケットです。